『ジャズ』

作家名	MATISSE, Henri　アンリ・マティス　1869-1954
制作年	1943-47年/ 1947年刊行
発行	テリア―ド、パリ
編著者	アンリ・マティス著
素材・技法	ポショワール
Title	“Jazz”
Publisher	Tériade, Paris
Material/Technique	pochoir
Author/Editor	Henri Matisse
Date	1943-47/ published 1947
作品解説	1941年に腸の手術を受け、ベッドの上での制作を余儀なくされたマティス。グワッシュで着色した紙を切り抜き、紙に貼りつける「切り紙絵」技法がその後の重要な表現方法となった。当初、「サーカス」が画集名の候補だったが、切り紙が奏でる即興性がジャズの精神につながるとして、このタイトルになった。

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	MATISSE, Henri
	1869-1954
作家略歴	フランスの画家。ル・カトー＝カンブレジに生まれる。法律を学んでいたが、画家になることを決意し、1892年以降、モローに師事する。1905年、サロン・ドートンヌでドラン、ルオー、ヴラマンクらと同じ部屋に展示され、その様子が批評家ルイ・ヴォークセルによって「フォーヴ（野獣）の檻」と呼ばれる。その後、平面化と単純化の試みにより、色面によって画面を構成する独自の画風を築いた。また1900年頃から版画制作も始め、エッチングやリノカット、リトグラフ、ポショワールなど様々な技法を駆使し、生涯で800点以上もの版画作品を残した。晩年にはヴァンスのロザリオ礼拝堂の設計も手掛けた。