『シュルレアリスムの思い出』

作家名	DALÍ, Salvador　サルバドール・ダリ　1904-89
制作年	1971
発行	トランスワールド・アート・コーポレーション、ニューヨーク
素材・技法	エッチング、フォトリトグラフ
サイズ（cm）	51.0×40.0（紙寸）
Title	“Memories of Surrealism”
Material/Technique	etching, photolithograph
Date	1971
Size (cm)	51.0×40.0 (sheet)
作品解説	12点からなる版画集で、タイトルに「思い出」とあるように、蝶やコウノトリの脚を持つ象、柔らかい時計など、ダリの代名詞といえるモチーフは、シュルレアリスム運動に参加していた1930-40年代に初めて登場したものである。ダリによる個々の作品解説と批評家ピエール・レスタニーの序文が付されている。

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	DALÍ, Salvador
	1904-89
作家略歴	スペインの画家。フィゲラスに生まれる。幼少期から絵画の才能を示し、1922年、マドリード王立サン・フェルナンド美術アカデミーに入学するが、26年に中退。28年、パリに滞在し、ミロの紹介でシュルレアリスムの画家や詩人たちと知り合う。翌年、ルイス・ブニュエルと共同で製作した前衛映画『アンダルシアの犬』をパリで公開、シュルレアリスムの一員となる。主要メンバーとして活躍したものの、政治的な考え方の違いなどから、39年にグループから除名された。しかし、40年のアメリカ移住後も、ニューヨーク近代美術館で個展が開催されるなど、世界的に高い人気を獲得し続けた。48年にスペインへ帰国し、ポルト・リガドを拠点に制作を続ける。彫刻、版画、舞台装置や衣装デザイン、映画製作など、幅広い表現活動を行った。