ペンペン絵画

作家名	HORIO, Sadaharu　堀尾貞治　1939-2018
制作年	2017
素材・技法	板、和紙にアクリル
サイズ（cm）	185.0×185.0
Title	Penpen Work
Date	2017
Material/ Technique	acrylic on washi paper mounted on board
Size (cm)	185.0×185.0
作品解説	本作は吉備高原アートハウス（岡山県）での個展初日に公開制作された。庭に画板を敷き、枝を手に堀尾を含む4名が、絞り出された絵具が乗った画面を叩く。叩くリズム音とともに絵具は次第に広がり、複数の色が重なり合う。15分ほど叩き続け、堀尾の合図で終了。パフォーマンスの痕跡は、作為のない躍動的な絵画として残った。

堀尾貞治

	HORIO, Sadaharu
	1939-2018
作家略歴	画家、パフォーマンス・アーティスト。神戸市に生まれる。1955年、三菱重工神戸造船所に入社。同社の洋画部CPMに参加し、独学で絵画制作を始める。57年、第10回芦屋市美術展に初入選。芦屋市美術協会代表であった吉原治良と出会う。65年、第15回具体美術協会展に初出品する。66年より具体美術協会の会員となり、72年の解散まで在籍した。79年、神戸に東門画廊を創設する。85年より「あたりまえのこと」というテーマのもとに年間約100回もの展覧会、パフォーマンスを行う。2003年、「空気美術館in兵庫運河」で現場芸術集団「空気」とともにインスタレーション、パフォーマンスを行う。11年、フランクフルトで個展を開催するなど、国内外で活発な活動を続けた。