空にいく II

作家名	HIGASHIJIMA, Tsuyoshi　東島毅　1960-
制作年	2018
素材・技法	キャンバスに油彩
サイズ（cm）	363.5×271.0×10.5
Title	Phase away II
Date	2018
Material/ Technique	oil on canvas
Size (cm)	363.5×271.0×10.5
作品解説	深淵な紺の色彩が覆う画面に、左右ふたつの抽象イメージが浮かぶ。画面全体には縦横無尽に走るダイナミックな筆の動きとともに、細かく曲がりくねる線描や絵具の飛沫など繊細な表情も読み取れる。本作は、2018年に当館で開催された個展にて新作「Dual」シリーズとして発表された。

東島毅

	HIGASHIJIMA, Tsuyoshi
	1960-
作家略歴	画家。佐賀県武雄市に生まれる。1986年に筑波大学大学院を終了後、ロータリー財団奨学生として88年に渡英。英国王立芸術大学院大学美術学部絵画専攻修士課程に入学する。90年に渡米し、翌年までジュリアン・シュナーベルのスタジオでアシスタントを務める。95年から日本国内でも本格的に紹介されるようになり、新世代の抽象表現絵画の旗手として注目を集める。97年までニューヨークを拠点に制作をつづけ、渡米中の96年にVOCA賞、五島記念文化賞美術部門新人賞を受賞する。帰国後は岡山市にアトリエを構え、京都造形芸術大学（現京都芸術大学）で教鞭をとる。2000年、国立国際美術館で「近作展25東島毅」、18年に当館で「東島毅－Dual」が開催された。