『象の頭蓋骨』（XXVI）このプレートを仕上げるにあたってピラネージの連作「空想の牢獄」のことを考えた

作家名	MOORE, Henry　ヘンリー・ムーア　1898-1986
制作年	1969
素材・技法	エッチング
サイズ（cm）	23.5×30.8（イメージ寸）/ 36.5×49.5（紙寸）
Title	“Elephant Skull:” Plate XXVI, On completing this plate I thought of Piranesi’s series of the ‘Imaginary Prisons’
Date	1969
Material/ Technique	etching
Size (cm)	23.5×30.8 (image)/ 36.5×49.5 (sheet)

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	MOORE, Henry
	1898-1986
作家略歴	イギリスの彫刻家。カッスルフォードに生まれる。リーズ美術学校とロンドンの王立美術学校に学ぶ。1924年から王立美術学校、ついでチェルシー美術学校で彫刻を教えながらグループ展に参加。28年にロンドンで初個展を開催する。骨、石、岩といった自然が生成したかたちからインスピレーションを得ながら、生涯を通じて「横たわる人体」や「母と子」など、人間の形態とその生命力を探求し続けた。モニュメンタルな量塊のなかに穴をあけることで、閉じた塊としての彫刻に新たな空間性を導入し、現代彫刻へ多大な影響を与えた。また彫刻制作の一方で版画も手掛け、『象の頭蓋骨』『オーデン詩集』『ストーンヘンジ』など数々の版画集を出版した。