初年兵哀歌（銃架の影）

作家名	HAMADA, Chimei　浜田知明　1917-2018
制作年	1951
素材・技法	エッチング、アクアチント
サイズ（cm）	20.0×17.5（イメージ寸）
Title	Elegy for a New Conscript (Under the Shadow of a Rifle Stand)
Date	1951
Material/ Technique	etching, aquatint
Size (cm)	20.0×17.5 (image)

浜田知明

	HAMADA, Chimei
	1917-2018
作家略歴	銅版画家。熊本県上益城郡に生まれる。熊本県立御船中学校で富田至誠に絵画を学ぶ。1934年、東京美術学校（現東京藝術大学）油画科に入学する。在学中に銅版画の技法を習得する。39年、卒業と同時に入隊し、翌年、中国大陸へ派遣される。51年から、軍隊体験をもとにした、「初年兵哀歌」シリーズの発表を始める。戦争をテーマとした作品の制作にピリオドを打ったのちは、社会や人間を鋭く洞察し、皮肉とユーモアをちりばめた版画作品を発表する。83年からは彫刻も手掛け始める。79年にアルベルティーナ美術館（ウィーン）、93年に大英博物館で個展が開催されるなど、国際的にも高い評価を得た。