初年兵哀歌(歩哨)

作家名HAMADA, Chimei 浜田知明 1917-2018
制作年1954
素材・技法エッチング、アクアチント
サイズ(cm)23.8×16.2(イメージ寸)
TitleElegy for a New Conscript (Sentinel)
Date1954
Material/ Techniqueetching, aquatint
Size (cm)23.8×16.2 (image)
作品解説浜田は戦後、自身の軍隊体験をもとに「初年兵哀歌」シリーズを制作した。本作では、従軍中に近隣の兵隊が自死し、浜田自身も自殺を思い悩んでいたことから、トーチカのなかで歩哨に立つ初年兵が、自らの喉に銃口をあてる場面が描かれている。随分迷った末、少年兵の顔に涙を一つ置いたという。第4回国際版画展で次賞を受賞した。

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