ⒸYAYOI KUSAMA

南瓜

作家名	KUSAMA, Yayoi　草間彌生　1929-
制作年	1982
素材・技法	木、石粉粘土にアクリル
サイズ（cm）	54.5×27.6×25.3（24点組）
Title	Pumpkin
Date	1982
Material/ Technique	acrylic on wood, clay
Size (cm)	54.5×27.6×25.3 (set of 24)
作品解説	増殖し続けるイメージは水玉の南瓜を48個の立体作品へと発展させた。南瓜はさらに水玉の箱の中に収められ、一つずつ違う表情を見せる。草間の代名詞ともいえる南瓜のモチーフは、10代の頃から現在に至るまで様々な色と形で繰り返し描かれている。その数は、平面から立体、版画を含めて数千点にもおよぶ。

草間彌生

	KUSAMA, Yayoi
	1929-
作家略歴	現代美術家。長野県松本市に生まれる。10歳の頃より水玉と網をモチーフに幻想的な絵画を制作。1957年に単身渡米し、ニューヨークを中心に約16年間活動。巨大な平面作品、ソフトスカルプチャー、鏡や電飾を使った環境彫刻を発表する。60年代後半にはボディ・ペインティング、反戦運動など多数のハプニングを行う。また映画製作や新聞の発行などメディアを使った表現にも着手。68年、自作自演の映画『草間の自己消滅』は、第4回国際短編映画祭（ベルギー）に入賞、アン・アーバー映画祭で銀賞を受賞。73年、帰国。93年、ヴェネツィア･ビエンナーレでは女性で日本館初の個展を行う。多くの国際展に参加、世界各地で展覧会が開催され、小説や詩集も多数発表している。