蒼前神社の「福明神」碑

名称ヨミソウゼンジンジャノ「フクミョウジン」ヒ
地域小久慈町
所在地岩手県久慈市小久慈町66-20-2 蒼前神社
年代昭和12年(1937)3月10日
解説小久慈町堀内の高台に蒼前神社が鎮座している。境内には市指定天然記念物「蒼前神社のアカマツ」がある他、「馬頭観世音」碑、「駒形社」碑、「保食社」碑、「福明神」碑などがある。
「福明神」は福の神を祀った碑であり、市内では唯一であり、珍しい。
七福神信仰との関わりがあり、海の彼方から宝船に乗って福をもたらすと信じられた。特に恵比須さまは、古くは豊漁の神として漁民に信仰されるが、現世利益・商売繁盛の神さまとして内陸にも広く信仰された。
蒼前神社は長内川の流域にあるが、同じ流域には恵比須さまを祭神とする蛭子神社があり、何らかの関わりがあるかもしれない。
銘文:福明神 昭和十二年三月十日 堀内三太郎 建之

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