/12

夫婦岩

名称ヨミメオトイワ
地域小袖
所在地小袖漁港
年代中生代前期白亜紀(約1億1,000~2,000万年前)
指定年月日三陸復興国立公園・平成25年5月24日,三陸ジオパーク・平成25年9月24日
解説所在地:岩手県久慈市宇部町第24地割 小袖漁港
小袖海岸にある夫婦岩は、火山から噴出した溶岩が冷え固まったものです。柱状節理とよばれる五角形の柱状の岩が重なったような珍しい構造の岩です。
夫婦岩は小袖漁港のご神体の岩で男岩と女岩がしめ縄のロープで結ばれ、男岩のふもとには赤磯大明神の祠が鎮座しています。
この岩をよく見ると柱状の岩が束ねられた構造をしています。これは柱状節理といい、噴出した溶岩が冷え固まる過程で堆積変化により発生する多角形の規則正しい割れ目です。
この岩石が生まれた約1億2,000万年前は大規模な火山活動が発生し、当時の火山岩類は三崎半島を含め北海道から茨城県にかけて、約1,000㎞に分布しており大規模な火山帯が形成されていたことが分かっています。
小袖漁港周辺はこうした火山岩の岩礁が波の浸食をうけ複雑な岩礁地帯が形成され、ウニやアワビなど北限の海女の漁場を形成しました。
サンプルワードイベント・観光/域内のみどころ

PageTop