/16

ジオパーク_モリブデン鉱山跡と大理石渓谷

名称ヨミジオパーク_モリブデンコウザンアトトダイリセキケイコク
地域大川目町
所在地岩手県久慈市大川目町第10地割
年代中生代前期白亜紀(約1億1,000~2,000万年前)
指定年月日久慈平庭県立自然公園・昭和36年5月8日,三陸ジオパーク・平成25年9月24日
解説岩手県は鉱産資源に恵まれ明治から昭和にかけて多数の鉱山が稼働していました。その中でも当鉱山では明治末から戦時中にかけて希少金属の「モリブデン」を採掘していました。
モリブデンは工業用に広く使われる金属で、国内では産出が限られています。この金属鉱床は地下深くのマグマに含まれる金属成分が岩盤の隙間などに集まってできました。
一方、久慈川を見ると純白の大理石でできた河床を見ることができます。この大理石は同じ時代にマグマの高温により石灰岩が結晶化してできたもので、明治時代には「陸中大理石」の名で切り出されています。
ここでは岩手県の鉱産資源と鉱山史の一端を垣間見ることができます。
サンプルワード域内のみどころ

PageTop