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ジオパーク_つりがね洞

名称ヨミジオパーク_ツリガネドウ
地域長内町
所在地岩手県久慈市長内町
年代中生代前期白亜紀(約1億1,000~2,000万年前)
指定年月日三陸復興国立公園・平成25年5月24日,三陸ジオパーク・平成25年9月24日
解説つりがね洞は岩に海食洞が空いた久慈海岸の奇岩です。かつては洞内につりがね状の岩が下がっていたことからその名がつきました。
古い言い伝えによれば夫婦は死後この岩の前で待ち合わせてつりがねを突いて極楽浄土へ旅立つと言われており、周辺の浜は「浄土ヶ浜」と呼ばれています。なお江戸時代末の絵図(※)には「浄土ノ濱(じょうどのはま)」との記述が見られます。
つりがね洞は花崗岩(通称ゴマ石、御影石)からできています。この岩はきれいにすぱっと割れる性質があります。つりがね洞には縦方向に複数の割れ目があり、これにより比較的弱い箇所が波に侵食されて穴が開いたと考えられます。なお、つりがね状の岩は明治29年の大津波により流されたといわれています。
※安政4年久慈通の絵図 久慈市歴史民俗資料室
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