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ジオパーク_枕状溶岩

名称ヨミ	ジオパーク_マクラジョウヨウガン
地域	山根町
所在地	岩手県久慈市山根町深田馬渡
年代	古生代三畳紀（約2億5,000万年前）
指定年月日	三陸ジオパーク・平成25年9月24日
解説	枕状溶岩とは海底などで噴出した溶岩が流れる時に、チューブ状に冷え固まり折り重なったものです。この溶岩は太平洋沖の海底火山が海洋プレートの移動により運ばれてきたものです。北上山地の北部は海洋プレートの移動により運ばれて遠洋性堆積物がアジア大陸の端に付加してつくられました。その一部である枕状溶岩は現在でいうハワイ諸島のような海底火山からなる海山でした。また内間木洞を含む安家石灰岩は海山上で発達したサンゴ礁が元になったものです。海山が温暖な低緯度の海域にいた時代にサンゴ礁が形成され、その後長い距離を運ばれ現在の北上山地の一部となりました。地図上でも両者は隣り合って分布しています。そのため北上山地と石灰岩の成り立ちを知るうえで貴重なことから三陸ジオパークのジオポイントに指定されています。