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慈光寺の一字一石塔
名称ヨミ | ジコウジノイチジイッセキトウ |
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地域 | 大川目町 |
所在地 | 岩手県久慈市大川目町第22地割62 慈光寺墓地 |
年代 | 江戸時代享保3年6月吉日(1718) |
指定年月日 | 市・平成5年4月28日 |
解説 | 一字一石碑は、慈光寺にある「摂待久慈氏」の墓地の中に建立されている。 一字一石碑は、経塚の一種で、祈願や追善供養のため小石に経文を墨書きして土中に埋め、その上に碑を建てたものであり、各地に見られるが、久慈市内では大川目町地内に3基確認されている。 それらのうちこれが最も古いものであり、建立した摂待宗碩は南部領内の名刹旧跡に30基ほどの一字一石碑を建てたと言われている。このうち10基が確認されている。 この碑は、凹凸のはげしい自然石に刻まれており、磨滅している部分もあって銘文は読みにくいが、「南無阿弥陀佛」という文字も刻まれており、経典供養碑と念仏碑(六字名号碑)を兼ねている。 銘文: 大乗妙典一字一石 漸寫部数都 卅六之其一 奉納偏照山 慈光寺南丘 南無阿弥陀佛 導師 但阿大道和尚 七十九翁 接待宗碩謹成之 享保三戊戌六月吉日 |
サンプルワード | 指定文化財 |