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妙見大菩薩(仏尊祭祀碑)

名称ヨミミョウケンダイボサツ(ブッソンサイシヒ)
地域その他
所在地遠島山山頂
年代寛政10年11月2日(1798)
解説 遠島山山頂に野田海蔵院十世実仙和尚が建立した「妙見大菩薩碑」がある。妙見とは北辰星つまり北極星のことで、中国の陰陽道の発達とともに仏教に取入れられたもので、吉凶を司り、除災、延命をもたらす。
 海蔵院実仙がこの地方最高の高山である遠島山(1262m)に妙見碑を建てたのは、やはり妙見が人の運命を司る星神であり、除災・延命を祈願するためであろう。
 なお、石碑上部の梵字は※アと読めるが、妙見ならば種字(しゅじ・仏を象徴する梵字)は※ソである。似通っているので紛れたのかも知れない。
[銘文]
    寛政十年十一月二日
(梵字) 妙見大菩薩
    無量山海蔵院十世實仙

梵字は「ア」大日如来

 久慈市の石碑(昭和62年久慈市教育委員会発行)より引用
内容【妙見大菩薩とは?】
妙見菩薩は、仏教における信仰対象である天部の一つ。妙見尊星王、北辰妙見菩薩とも呼ばれる。

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