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枝成沢虫まつり
名称ヨミ | エダナリサワムシマツリ |
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地域 | 枝成沢 |
所在地 | 岩手県久慈市枝成沢地区 |
指定年月日 | 市・平成9年5月1日 |
解説 | 藁人形を作り、棒にくくりつけて、枝成沢神社から枝成沢地区はずれの川まで笛・太鼓・鉦(しょう)、法螺貝を囃しながら練り歩き、地区内の農作物につく悪い虫を追い出し、五穀豊穣を祈願する行事。藁人形にはそれぞれ藁苞(つと)を背負わせている。藁苞の中には虫(ケラ、青虫、ネギリ、てんとう虫)やごちそう(赤飯、にしめ)を入れ、虫と一緒に送る。行列は初めは少人数だが、笛や太鼓の音を聞き付けて、途中家の前から加わり多くなる。村はずれの川まで練り歩き、最後は川に藁人形を流したが、今は環境保護上から焼却している。毎年田植え後の早苗振(さなぶり)を兼ねて行うため、県内の他地区の虫まつりより約1月半~2月早い5月下旬頃に行う。 虫まつりは、市内各地にあったが、現在伝承されているのは枝成沢地区のみである。 |
サンプルワード | 指定文化財 |