諏訪神社本殿・拝殿附棟札13枚
名称ヨミ | スワジンジャホンデン・ハイデンツケタリムナフダ13マイ |
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地域 | 長内町 |
所在地 | 岩手県久慈市長内町第35地割98-3 諏訪神社 |
年代 | 拝殿:寛政3年(1791),本殿:安政3年(1856) |
指定年月日 | 市・平成12年6月1日 |
解説 | 九戸地方の中では旧い建築物であり、残存状が良好で、当地方の社寺建築を知るうえで貴重である。建物自体の建築方法が他と違う点がみられ特色があり、沿岸地方独特のものかもしれない。 拝殿の嵌板に文化5年(1808)、文政12年(1829)、天保9年(1838)銘の落書あり。 構造・形式: 拝殿は桁行3間、梁行2間、1間の向拝がつく入母屋造。木階が拝殿についているのは珍しい。 本殿は桁行1間、梁行1間の1間社流造。木階は保存状態が良好である。脇障子の彫刻、向拝柱の唐獅子の木鼻、海老虹梁の彫刻は優れている。本殿天上の手挟は篭彫となっており特に優れた彫刻である。 本殿に納められている内御堂はケヤキ造である。本殿より古いものと推定されるが年代は不明である。内御堂は信仰の対象であるため指定からは除外する。 拝殿と本殿をつなぐ幣殿は新しく付け加ったものであるため、制定からは除外する。 神社の棟札13枚を附指定する。 諏訪神社棟札13枚 1.享保2年(1717)造立諏訪大明神宝殿一宇 2.寛延4年(1751)造立諏訪大明神宝殿一宇 3.明和4年(1767)造立諏訪大明神寳殿壹宇 4.寛政3年(1791)造立諏訪大明神宝殿壹宇 5.文化6年(1809)再構諏訪大明神寳殿一宇 6.文政4年(1821)再構諏訪大明神寳殿壹宇 7.天保12年(1841)再構諏訪大明神寳殿一宇 8.安政3年(1856)再構諏訪大明神本社壹宇 9文久元年(1861)造立諏訪大明神寳殿一宇 10.明治12年(1879)遷宮諏訪神社(葺替) 11.明治22年(1889)遷宮諏訪神社 12.明治44年(1911)修繕諏訪神社御殿 13.昭和9年(1920)遷座社地変更 |
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