/10

小田観螢歌碑(久慈渓流)

名称ヨミオダカンケイカヒ(クジケイリュウ)
地域大川目町
所在地岩手県久慈市大川目町第31地割 鏡岩園地
年代平成4年9月(1992)
解説(正面)
観蛍
ここに来て
わが魂は澄む
久慈川や
千尺の崖に
うなじを反らし
(背面)
小田観螢(明治19年~昭和48年)
本名哲弥 久慈市宇部町出身 14才で北海道に移住し、小学校・旧制中学・
高校教員及び大学教授などを歴任
太田水穂の「潮音」創刊に参画 自ら「新墾」(にいはり)を創刊して主宰
宮中歌会陪聴・現代歌人協会員・日本歌人クラブ名誉会員に推挙される
北海道第1回文化賞・道新社会文化賞・小樽市第1回文化賞受賞、主な歌集に
「隠り沼」「忍冬」「蒼鷹」「天象」などがある
ここに来て わが魂は澄む 久慈川や 千尺(ちさか)の崖にうなじを反(そ)らし
この歌は、昭和30年ふる里吟行の折の作である
1992年9月建立 久慈ロータリークラブ創立30周年記念

PageTop