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若木山神社(参詣碑(若木山碑))

名称ヨミオサナギサンジンジャ(サンケイヒ(オサナギサンヒ))
地域中心街
所在地岩手県久慈市源道第13地割山中左峠稲荷神社
年代明治12年正月10日(1879)
解説明治十二己卯正月十日
日若木山神社
疱瘡安全
内容【若木山とは?】若木山は山形県東根市にあり、山形盆地のほぼ中央の旧羽州街道のすぐ東にある姿の美しい三角山で、その西麓(もと山頂)にある若木山神社は疱瘡除けの神と知られている。縁起によると平安初期巡錫中の伝教大師最澄がこの山に濃紅の雲がかかり、山全体が赤気を帯びているのを不思議に重い、山に入ると若木の根元に赤色の霊石があり、大師は赤気は疱瘡の兆でありこれを鎮めるのはこの霊石であると悟って、山頂に一社をおこして疱瘡守護神日本一社若木大権現の神名を奉ったという。若木山神山の神札は赤色であり、岩手県内でも疱瘡神の御幣に赤紙を使うことがみられる。若木山碑は岩手県内には数少なく、久慈市にある一基は県北地方では珍しいものである。

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