英領ソロモン調査団(西北ソロモン調査団)

収集者名(ヨミ)エイリョウソロモンチョウサダン(セイホクソロモンチョウサダン)

略歴・解説

英領ソロモン調査団は慶應義塾大学文学部教授・伊藤清司氏を中心に組織された調査であり、1964年7月から11月にかけて民族学・考古学的調査を実施している。その際、現地島民の歌謡や呪術師の祈祷をテープに録音したほか、考古学的・民族学的資料約300点を収集したという。現在、慶應大にはそのうちの約100点が民族資料として登録されている。

★関連文献
伊藤清司 1965 「英領ソロモン諸島調査概報」『史學』38(2):109-122
臺浩亮 2020 「植民地期のニューギニアにおける小嶺磯吉の活動に関する予察―1905年から1911年における収集活動を中心に―」『史學』89(3):1-52

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■ 執筆担当者:臺 浩亮(Kosuke Dai)
■ 解説文公開日:2021/02/19
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