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棍棒

ME. No.1568
資料分類名棍棒
素材
L.(㎝)114
W.(㎝)
H.(㎝)-
地域区分メラネシア Melanesia
推定収集地1ビスマルク諸島 ニューブリテン地域/Bismarck Archipelago, New Britain
収集者小嶺磯吉
執筆者1佐山のの・臺浩亮
解説1 打撃部には四⾓錐形の瘤状突起が段違いに隙間なく配置され、石突は円錐形に⼤きく張り出している。この⽯突の形状は慶應大コレクションに含まれる棍棒の多くに共通する特徴。シカゴ・フィールド博物館に所蔵される小嶺コレクションにも同形状の棍棒が含まれており、それらはニューブリテンより収集されたとの記録が残されている。他機関の収蔵品を見てみると、ニューブリテン島バイニング Baining 族から収集された資料に類例が確認されるが、ガゼル半島の諸族と交流のあるニューアイルランド島南部の海岸地域にも同様の棍棒が分布するといわれる。
過去に出品された展覧会「語り出す南洋の造形:慶應大所蔵・小嶺磯吉コレクション」(慶應義塾大学三田キャンパス図書館新館1F展示室、2015 年1月9日~2月7日)
本資料の掲載書籍南の會 1940 『ニウギニア土俗品図集(下)』南洋興発、p.10 資料番号16 第2図 7
山口徹監修 山口徹・安藤広道・佐藤孝雄・渡辺丈彦編 2015『語り出す南洋の造形:慶應大所蔵・小嶺磯吉コレクション』
土俗品図集No.16

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