略歴・解説
渡辺長松の長男。6歳で牧口家の養子となる。小学校を終え北海道へ渡り、北海道尋常師範学校を卒業。同付属小学校訓導などをへて上京する。32歳で大著「人生地理学」を出版。その後、東京都内数ヵ校の校長を歴任し、西町小学校校長時代には戸田城聖と価値ある体験学習を推進。白金小学校校長時代、日蓮仏法と出合う。昭和5年仏法を根幹とする「創価教育学体系」を出版。同年創価教育学会を創設し、民衆の幸福と社会の繁栄を願う宗教運動が歩み始めた。昭和18年政府は宗教統制を強め学会員21名を逮捕し、学会は壊滅状態となる。不敬罪(神社に対し敬意を表さない)という罪で投獄され、翌年獄死する。その後、創価教育学会は創価学会と改名され、世界へと大きく広がり、今日、創価学会インターナショナルとして幅広い活動を展開している。