高橋 直治

じんぶつ名(ヨミ)たかはし なおじ
出身地柏崎市西山町石地
生年月日(西暦)1856
生年月日(和暦)安政3年
没年月日(西暦)1926
没年月日(和暦)大正15年

略歴・解説

幼少にて父を失い、明治11年22歳のとき小樽へ渡り、雑貨商を営む。弟喜蔵を呼び、海陸の移出入から醸造・精米業に励む。明治27年、米穀・小豆など五品取引所を設置し理事長となる。重要移出品の小豆に着眼し、熟慮の末に商いをする。明治35年秋以降順風満帆。特に大正3年6月第1次世界大戦勃発と同時に小豆を大量に買付け、1年後には2・3倍の高値となり巨利を得る。世に「小豆将軍」の異名をとる。この年に商工会議所会頭となる。衆議院議員・貴族院議員となり、防波堤や小樽運河の築造に力を注ぐ。大正11年石地小学校(西山町)建築に際し大口寄付をする。

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