松村 宗悦

じんぶつ名(ヨミ)まつむら そうえつ
生年月日(西暦)1791
生年月日(和暦)寛政3年
没年月日(西暦)1855
没年月日(和暦)安政2年

略歴・解説

代々酒造業、両替業を営む大庄屋の父僖右衛門の息子。通称規右衛門、屋号を奈良屋、積翠庵と号す。文政12年(1829)大阪に居住し、佐渡米の独占販売権を握る。折を見て京都の裏千家の茶道を学ぶ。天保6(1835)、7年に2人の子供を亡くし、世の無常を感じ、商売をやめ京都に移り翌年剃髪して宗悦と改める。閑静な紫野で茶道詩歌などにひたる。やがて茶道の師匠となり交友を広め、家元の経済の手助けをする。和歌は公家の千種有功に学ぶ一方、父子に茶道を教える。天保15年(1844)53歳、突然帰郷し地元の富豪や文人に茶道の指導をし、勝願寺の環翠軒などの茶室を造る。巨万の富を茶道に使い、京都の旅先で生涯を閉じる。

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