植木 豊太

じんぶつ名(ヨミ)うえき とよた
出身地柏崎市与板
生年月日(西暦)1889
生年月日(和暦)明治22年
没年月日(西暦)1970
没年月日(和暦)昭和45年

略歴・解説

植木亀之助の長男。鯖石尋常小学校高等科(現鯖石小学校)を終え東京の興学塾に学ぶ。大正4年父の指導のもと長岡長生橋架設に初挑戦。真っすぐの見事な橋は専門家さえ感嘆するほどであった。19年後木橋の腐食が激しくなり、県は鉄骨架設替工事を開始。落札はしたもののエチオピアとイタリアの戦乱で世界の鉄相場が変動し鋼鉄は5割高騰し、請負額増額の嘆願書を県に提出するが返答がなかった。橋脚のセメント基礎工事は完了したが、850メートルの鋼鉄橋梁で幾多の困難をきわめ昭和11年秋竣工。個人営業を改組し、昭和23年株式会社植木組を設立。円満高潔な人柄は人々から敬愛され、堅実な業績と誠実な社風で知名度を県下に広げ、昭和33年度黄綬褒章を受章。

このじんぶつの資料一覧[全0件]

該当するデータが見つかりませんでした。
検索条件を変更し、再検索してください。

PageTop