桑山 太市朗
資料名よみ | くわやま たいちろう |
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分類(ぶんるい) | 人物 |
人物(じんぶつ) | 鹿島 鳴秋 |
校区(こうく) | 柏崎小学校 |
解説(かいせつ) | 石油・ガス事業に携わった父茂作の長男、通称太市、対池。早稲田大学中退後東京でお伽噺や翻訳ものなど広く文芸活動に身を浸す。関東大震災で帰郷後は画材販売店「戯魚堂」を開く。昭和22年柏崎駅前郵便局を開設し、34年まで局長。中央の文人芸能人との親交が幅広く、歴史・民俗・芸能には造詣が深い。『新潟県民俗芸能誌』(錦正社)は県下の民俗芸能を長年足で調べた集大成の大著である。綾子舞に注目し、戦前、雪深い鵜川と訪ね綾子舞が古歌舞伎の流れを汲む踊りであることを確信し、中央に紹介した功績は大きい。昭和51年綾子舞は国の重要無形民俗文化財に指定された。県・市の文化財調査審議委員や柏崎芸術鑑賞会初代会長などを歴任した。 |