| よみ | かなびきおかいつけもんじょ |
|---|---|
| 分類（ぶんるい） | 歴史 |
| 人物（じんぶつ） | 牧口 庄三郎 |
| 校区（こうく） | 荒浜小学校 |
| 所在地（しょざいち） | 柏崎市東本町一丁目 |
| 寸法（すんぽう） | 30㎝×58㎝ |
| 数量（すうりょう） | 1 |
| 解説（かいせつ） | 金引苧とは、柏崎で農家の副業として生産されていた漁網「麻苧網」の原料となった麻である。麻苧網はニシン漁に使用され、蝦夷（北海道）へ海運で出荷された柏崎の特産品であったため、生産に必要な原料を買い付けていたこを示す文書。 |
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| じんぶつ名（ヨミ） | まきぐち しょうざぶろう |
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| 生年月日（西暦） | 1804 |
| 生年月日（和暦） | 文化元年 |
| 没年月日（西暦） | 1882 |
| 没年月日（和暦） | 明治15年 |
| 略歴・解説 | 幕末、荒浜の廻船業者。3代目牧口庄三郎は困苦に耐えつつ一攫千金の夢を実現する。天保8年（1837）33歳から、北海道江差の鰊が江戸では5倍の高値で売買されていることや、荒浜の鰊網や越後米は評価が高いことを耳にし、弁財船（北前船）数隻を入手して、豊漁で賑わった江差に運んだ。そして江差の海産物を積んで新潟や福井県小浜や大阪で売り、帰路は関西方面で呉服反物・古着・酒・塩などを積んできた。このように交易を明治維新まで35年間つづけ富を築いた。与板藩に献金・貸付をし、蔵米の入札・輸送を請け負った。晩年は荒浜の飛砂による道路埋没を憂い、植松の夢を息子に託し、孫の代にはようやく立派な緑の林に変わった。 |