十王堂木喰仏 葬頭河婆半跏像

資料名よみじゅうおうどうもくじきぶつ そうずかのばばざぞう
分類(ぶんるい)美術工芸
人物(じんぶつ)木喰上人 著者・作者
校区(こうく)大洲小学校
所在地(しょざいち)柏崎市緑町
時代(じだい)江戸時代(えどじだい)
寸法(すんぽう)69㎝×39.5㎝×16.5㎝
数量(すうりょう)1躯
解説(かいせつ)木喰上人(1718~1810)は、55歳のとき日本廻国の大願を発し、文化7年93歳で示寂する30余年の間に千体以上の造仏を行っている。越後には2回来訪があり、特に2度目(享和2年~文化2年)の来越時に多くの、しかもすぐれた作品を残している。この十王堂仏はその代表作の一つといっていいだろう。
葬頭河婆は奪衣婆(だつえば)ともいい、あの世への途中に流れる三途の川で亡者の服を剥ぎ取る老女。
深い彫りの厳しい形相の中に、温かな母性も感じさせる像である。

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