林功

作者名(よみ)はやし・いさお
生年(西暦)1946
没年(西暦)2000

略歴・解説

1946年、千葉県茂原市に生まれる。1969年、東京藝術大学美術学部日本画科卒業。第54回院展に初入選。*以後出品を重ねる。71年院友、91年特待。1971年、東京藝術大学大学院保存修復技術専攻修了。*重要文化財・羅漢図(芸大蔵)を模写した卒業制作が大学買上げとなる。1972年、第16回シェル美術賞展で1等賞受賞。1974年、個展(彩壺堂分室,東京)。1975年、文化庁模写事業で国宝・天台高僧像(一乗寺)を模写。*以後、文化庁の国宝模写事業に携わる他、寺院の依頼により古画の復元・模写を多数手がける。1977年、個展(東京セントラル絵画館)。*80年も同会場で開催。1981年、第6回山種美術館賞展で優秀賞受賞。第3回日本秀作美術展。*85年第5回展まで出品。1984年、横の会結成に参加、第1回展に出品。*93年第10回展で解散。1986年、現代日本の美術-戦後生まれの作家たち展(宮城県美術館)。1990年、両洋の眼展。*以後出品を重ねる。愛知県立芸術大学美術学部日本画講師。*94年助教授。1991年、第76回院展で奨励賞受賞。1996年、伊藤彬、中島千波、中野嘉之とグループ「目」を結成、第1回展を開催。*以後出品を重ねる。2000年、愛知県芸術文化選奨文化賞受賞。模写研究のため訪中した西安市郊外で、交通事故のため逝去。2002年、個展(茂原市立美術館)。遺作展(愛知県立芸術大学芸術資料館)。2003年、個展(そごう美術館)。【『刈谷市美術館収蔵作品目録』(発行:2013年3月)より】

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