久野和洋

作者名(よみ)くの・かずひろ
生年(西暦)1938
没年(西暦)2022

略歴・解説

1938年、名古屋市に生まれる。1941年、この年から58年頃まで愛知県刈谷市に在住。1963年、武蔵野美術学校第二本科西洋画科卒業、同校本科美術科彫刻専攻に編入学。*65年卒業。1965年、武蔵野美術大学副手。*66~70年助手。1967年、第10回安井賞候補新人展(国立近代美術館)。1970年、個展(東和画廊,東京)。1973年、第16回安井賞展。1974年、国立パリ高等美術学校に招待研究生として入学登録、油彩画と絵画技法のアトリエに学ぶ。*2年間在籍。1975年、ルーヴル美術館でジョットの作品の模写をテンペラ技法で行う。*76年完成。1982年、第34回立軌展に出品、同人となる。*以後出品を重ねる。1983年、開館記念-郷土作家百人展(刈谷市美術館)。1986年、イタリアを旅行、エトルリアなど古代遺跡を訪ねる。写実の系譜展(東京国立近代美術館)。1990年、現代日本の屏風絵展(デュッセルドルフ州立フォルク・ウント・ヴィルトシャフト美術館、他)。1991年、両洋の眼展で推奨受賞。*99年河北倫明賞受賞。文化庁芸術家在外研修員として渡欧し14、15世紀のイタリア絵画技法の研究を行う。1993年、愛知県立芸術大学油画科非常勤講師。*96年退任。1998年、岸田劉生の時代 そしてその後(茨城県立近代美術館)。2002年、武蔵野美術大学油絵学科教授。*09年退任。2003年、第25回日本秀作美術展。2007年、武蔵野美術大学在外研究員としてイタリアに滞在。2008年、個展-退任記念展(武蔵野美術大学美術資料図書館)。2009年、個展(練馬区立美術館)。【『刈谷市美術館収蔵作品目録』(発行:2013年3月)より】

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