四谷シモン

作者名(よみ)よつや・しもん
生年(西暦)1944

略歴・解説

1944年、東京・五反田に生まれ、芸能一家で育つ。本名:小林兼光。1956年、この頃、粘土やぬいぐるみの人形を作り始める。人形師・川崎プッペに傾倒する。1961年、新宿のジャズ喫茶を通じて、金子國義、コシノジュンコらを知る。女性歌手・ニーナ・シモンが好きだったことから、シモンが通り名となる。1962年、現代人形美術展(朝日新聞社主催)入選。1965年、雑誌『新婦人』でハンス・ベルメールの球体関節人形を知り、衝撃を受ける。これまで行ってきたすべての制作方法と決別する。1966年、金子國義から状況劇場の主宰者・唐十郎を紹介される。1967年、劇団状況劇場「ジョン・シルバー 新宿恋しや夜鳴篇」に女形として金子國義と共演する。この頃、澁澤龍彦を知る。1968年、劇団状況劇場「由比正雪」で「四谷シモン」の芸名を名乗る。1970年、大阪万国博覧会「せんい館」の仕事で《ルネ・マグリットの男》を制作。1971年、劇団状況劇場「あれからのジョン・シルバー」出演。これが現役最後の舞台となる。1972年、「10人の写真家による被写体四谷シモン」展(新宿紀伊國屋画廊)。1973年、初個展「未来と過去のイヴ」(青木画廊,東京)を開催。等身大の女性像を出品。1978年、人形学校「エコール・ド・シモン」(東京・原宿)開校。1982年、「瀧口修造と戦後美術」(富山県立近代美術館)。1985年、作品集『四谷シモン 人形愛』(監修:澁澤龍彦、発行:美術出版社)。2000年、「四谷シモン-人形愛」展(大分市美術館、他)。2004年、「POUPÉES」展(パリ市立アール・サン・ピエール美術館)。「四谷シモン人形館・淡翁荘」(鎌田醤油,香川県坂出市)開設。2014年、「SIMONDOLL 四谷シモン」展(そごう美術館、他)。【2026年1月作成】

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