司修

作者名(よみ)つかさ・おさむ
生年(西暦)1936

略歴・解説

1936年、群馬県前橋市に生まれる。1953年、中学卒業後、独学で油絵を描き始める。シルクスクリーンを知り、版画制作も始める。1957年、読売アンデパンダン展、日本アンデパンダン展に出品。1959年、第23回自由美術家協会展に出品。大野五郎や寺田政明と知り合い、影響を受ける。1960年、初個展(村松画廊)。1962年、長女誕生を機に絵本制作に興味を持つ。1963年、自由美術家協会会員となるが、1964年に退会し主体美術協会の結成に参加。*以後を重ねる。1965年、絵本『みにくいあひるのこ』(偕成社)発表。1976年、『金子光晴全集』(中央公論社)の装丁で第7回講談社出版文化賞(ブック・デザイン部門)受賞。1978年、『はなのゆびわ』(文・川村たかし,サンリード)などで第27回小学館絵画賞受賞。1986年、個展(池田20世紀美術館,静岡)。1993年、「犬(影について・その一)」で第20回川端康成文学賞受賞。第36回安井賞審査員を務める。1994年、個展(前橋文学館,群馬)。1999年、法政大学国際文学部教授となる。*~2007年退官。2007年、『ブロンズの地中海』(集英社)で第48回毎日芸術賞(文学部門/小説・評論)受賞。2008年、両洋の眼展2008で河北倫明賞受賞。2011年、個展(群馬県立近代美術館)。『本の魔法』(白水社)で第38回大佛次郎賞受賞。2016年、第26回イーハトーブ賞受賞(花巻市)。【2022年3月作成】

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