村上康成

作者名(よみ)むらかみ・やすなり
生年(西暦)1955

略歴・解説

1955年、岐阜県郡上市に生まれる。1973年、岐阜県立恵那高等学校卒業後、名古屋の美術研究所に学び、絵本作家を志す。1974年、愛知県立芸術大学美術学部美術科デザイン専攻入学。1976年、大学を中退し、出版社の多い環境に身を置くために上京。1978年、すばる書房に嘱託として『月刊絵本』の編集に携わる。1979年、すばる書房倒産のため、日暮修一主宰デザイン事務所・日暮画室に入室し、本の装丁や雑誌の広告デザインを手がける。1980年、日暮画室が解散となり、フリーランスとなる。1981年、『BE-PAL』(小学館)が創刊。以後、同誌に関わり続ける。1983年、絵本デビュー作『ピンク、ぺっこん』(福武書店)発表。「ヤマメのピンク」シリーズとして以後展開する。1986年、『ピンクとスノーじいさん』(福武書店)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。*1988年、89年も同賞受賞。88年:『プレゼント』(文・長谷川集平,ブックローン出版)、89年:『ようこそ森へ』(福武書店))。1991年、『ピンク!パール!』(福武書店)でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌受賞。1997年、村上康成美術館(静岡県伊東市)開館。2001年、個展(世田谷文学館)。2002年、『なつのいけ』(文・塩野米松,ひかりのくに)で第8回日本絵本賞大賞受賞。2010年、村上康成絵本ギャラリー(沖縄県石垣市)開設。2020年、個展(刈谷市美術館)。【2022年3月作成】

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