建石修志

作者名(よみ)たていし・しゅうじ
生年(西暦)1949

略歴・解説

1949年、東京都に生まれる。1972年、東京藝術大学美術学部工芸科ビジュアルデザイン専攻卒業。サロン・ド・プランタン賞受賞。1973年、中井英夫「悪夢の骨牌」『太陽』(平凡社)の連載小説のイラストを手がける。アリス・イン・ワンダーランド展(画廊人魚館,東京)。初個展「凍結するアリスたちの日々に」(ギャラリー長谷,東京)。同展DMに作家・中井英夫の推薦で寺山修司が評論を寄せる。1975年、個展「変形譚」(永井画廊,東京)。1976年、初画集『凍結するアリスたちの日々に』(深夜叢書社)刊行。演劇実験室◎天井棧敷公演「阿呆船」ポスターをデザイン。詩画集『悪徳の暹羅雙生児もしくは柱とその崩壊』(詩・相澤啓三,沖積舎)刊行。1970年代半ば以降、幻想文学関連の装画や装丁の仕事を数多く手がけるほか、個展の開催、グループ展の参加、画集や絵本等を多数刊行する。1977年、画集『変形譚』(沖積舎)刊行。1979年、絵本『もりでみつけたおともだち』(作・舟崎靖子,偕成社)刊行。1980年、絵本『おおかみと七ひきの子やぎ』(作・グリム,訳・矢川澄子,集英社)刊行。1987年、個展「少年は石の傍らに微睡む」(青木画廊,東京)*以後、同画廊で個展を重ねる。2003年、個展「月の庭を巡って―〈幻想文学〉とともに」(Bunkamura Gallery,東京)。2006年、東京イラストレーターズ・ソサエティの会員となる。2008年、寺山修司 劇場美術館:1935~2008(青森県立美術館,他)。2010年、鉛筆画の世界(中京大学アートギャラリー C・スクエア,愛知)。2011年、画集『leaf/poetry-紙片の狭間へ-』(青木画廊)刊行。出版記念展(青木画廊,東京)。2012年、個展「leaf/poetryⅡ-表層から紙片の狭間へ-」(Bunkamura Gallery,東京)。【2020年6月作成】

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