田島征彦

作者名(よみ)たじま・ゆきひこ
生年(西暦)1940

略歴・解説

1940年、大阪府堺市に弟の征三と一卵性双生児として生まれる。幼少期を父の故郷・高知県の山村で過ごす。1963年、京都市立美術大学(現:京都市立芸術大学)染色図案科卒業。前衛的な染色グループ「∞(無限大)」の結成に参加、第1回展出品(*75年解散まで出品)。1965年、京都市立美術大学専攻科修了。第32回日本版画協会展(*以後出品を重ねる。67年会友。82年会員)。1966年、田島征彦・田島征三2人展(日本画廊)。1970年、成安女子短期大学講師。1975年、京都府丹市の山村に移住し、自給自足の生活を始める。第9回京都洋画版画展で新人賞受賞。副賞でソ連、欧州を研修旅行。1977年、初の絵本『祇園祭』(童心社,1976年)で第6回ブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌受賞。1978年、『じごくのそうべえ』(童心社)で第1回絵本にっぽん賞受賞。1980年、染と織:現代の動向(群馬県立近代美術館)。1981年、『火の笛』(童心社)等で第30回小学館絵画賞受賞。1987年、第12回現代絵本原画展:特別陳列田島征彦の世界(西宮市大谷記念美術館,他)。『てんにのぼったなまず』(福音館書店)で第11回展ブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌受賞。1988年、田島征彦・田島征三展(新潟市美術館)。1993年、文化庁芸術家在外研修でパリに渡り、銅版画制作。1995年、自伝的作品集『憤染記』(染織と生活社)。2000年、40年間住み慣れた京都を離れ、淡路島に移住。2001年、京都の工芸1945-2000(京都国立近代美術館,他)。2006年、激しく創った!! 田島征彦と田島征三の半世紀(高知県立美術館)。2010年、第23回京都美術文化賞受賞(中信美術奨励基金)。2011年、第29回京都府文化賞功労賞受賞。2015年、『ふしぎなともだち』(くもん出版)で第20回日本絵本賞大賞受賞。2017年、たじまゆきひこ展(相生森林美術館,徳島)。【2020年4月作成】

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