森緑翠

作者名(よみ)もり・りょくすい
生年(西暦)1917
没年(西暦)1999

略歴・解説

1917年、東京都江東区に生まれる。1930年、中村岳陵に師事し、画塾・蒼野社に入門。1935年、第19回院展試作展に初入選。1937年、第1回新文展に初入選。1942年、野島青茲の紹介で一采社の同人となる。1943年、第3回一采社展に出品し、以後出品を重ねる。第6回新文展で特選となり、戦後も日展に出品。1949年、肺結核を患い制作活動を中断し、療養生活を送る。1950年、中村正義の勧めから愛知県渥美郡で転地療養。翌年、東京や長野で静養。1954年、第13回一采社展で展覧会出品を再開。1957年、愛知県豊橋市に転居。1959年、第2回新日展で特選。1961年、我妻碧宇、中村正義とともに中村岳陵の蒼野社を退き、日展からも離脱。我妻碧宇らと無所属クラブ・白士会を結成し、以後出品を重ねる。1977年、白士会顧問。1979年、名古屋造形芸術短期大学顧問。1992年、愛知県文化功労者。1994年、個展(豊橋市美術博物館)。1996年、瑠爽画社と一采社の画家たち(山種美術館)。1998年、地域文化功労者(文化庁)。1999年、逝去。【2016年3月作成】

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