細江英公

作者名(よみ)ほそえ・えいこう
生年(西暦)1933
没年(西暦)2024

略歴・解説

1933年、山形県米沢市に生まれ、東京で育つ。1950年、『アサヒカメラ』など写真雑誌の投稿、写真コンテストの応募を開始。1951年、「富士フォトコンテスト」(学生の部)で最高賞受賞。写真家を志すようになる。1952年、『写真サロン』11月号で特選。これを見た評論家・福島辰夫と出会い、福島の紹介で、デモクラート美術家協会の美術家・瑛九と出会い影響を受ける。1954年、東京写真短期大学卒業後、フリーランスの写真家になることを決意する。以後、写真雑誌や女性雑誌の仕事を始める。1959年、土方巽の公演に感銘を受けて交友が始まり、以後、舞踏家たちを撮影する。写真のセルフ・エージェンシー「VIVO」設立に川田喜久治、東松照明、奈良原一高らとともに参加。広告、雑誌表紙、ファッション写真など手がける。1966年、唐十郎を知り、野外ハプニングを撮影。以後、劇団・状況劇場の舞台を撮影。1970年、写真集『鎌鼬』で1969年度芸術選奨文部大臣賞受賞。1975年、東京写真大学短期大学部(現・東京工芸大学)教授。1982年、個展「細江英公回顧展1960-1980」(パリ市立近代美術館)でパリ市賞受賞。1988年、個展(池田20世紀美術館,静岡、新潟市美術館、国立国際美術館,大阪ほか)。1994年、東京工芸大学芸術学部教授。日本写真協会年度賞(1993年度)受賞。1995年、清里フォトアートミュージアムの初代館長。1998年、東京工芸大学芸術学部、大学院芸術学研究科教授。紫綬褒章受章。2000年、細江英公の写真1950-2000展(山形美術館、ほか)。【2016年3月作成】

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