鯉喉櫓台下

大分類石垣
中分類外堀
石垣ID1930S
種別近世、復元
形式粗加工石積
資料解説石垣の創建は寛永8年大火(1631)後。正保元年(1644)と寛文4年(1664)に改修が行われた。現在は主に寛文4年(1664)の改修時の姿を残す粗加工石積の石垣。加賀藩の石垣技術者、後藤彦三郎は「城内随一の石垣」と称賛した。
隅角部は、非常に精緻に整えられた切石材が隙間なく積まれている。隅角の稜線に縁取り加工(江戸切り)が施されている。南面は、ツルやノミ等の工具で丁寧に加工されている。積み方は布積みを基本とし、落とし積み風に変化をつけている所もある。また、石と石の間は、板状の詰め石によりふさがれている。

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