金沢城二之丸座舗之図

資料ID80
大分類絵図
中分類金沢城
小分類二ノ丸前期
寸法166cm*120cm
作成・景観年代17世紀後半
所蔵1金沢市立玉川図書館
所蔵2(文庫名)加越能文庫
請求番号16.18-28
資料解説17世紀後半頃、金沢城二ノ丸御殿の最も古い景観を描く。「二ノ丸座敷元禄年中マテノ御絵図写」・「二御丸惣屋形絵図但御居間廻□御小書院等建替り不申以前之絵図ニ御座候」という表題あり。数寄屋屋敷に建物が見られないことから、元禄9年(1896)に御殿を拡張する以前の様子と考えられる。黒書院・白書院という古い呼称、楽屋多門北側の出しが三つある点等に特徴がある。また表向き・御居間廻りと御広式が分離した建物構造になっており、寛永年間(1624-44)の御殿草創期の状況が推測できる。奥敷台から上がった付近は二階建てだったらしく「二かい物置」と記載される。金沢市立玉川図書館近世史料館所蔵文書データベースのリンク(http://jmapps.ne.jp/amhr/det.html?data_id=2432)。

PageTop