諸国居城之図集(加州金沢城図)
資料ID | 361 |
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大分類 | 絵図 |
中分類 | 金沢城 |
小分類 | 全域図 |
寸法 | 29cm*41cm |
作成・景観年代 | 元禄5年 |
所蔵1 | 金沢市立玉川図書館 |
所蔵2(文庫名) | 津田文庫 |
請求番号 | 098.6-66(98) |
資料解説 | 初期金沢城の代表的な縄張図。加賀藩の兵学者有沢永貞著「諸国居城之図」164枚のうち98枚目。有沢自筆のものか写本かは未確定。北垣聰一郎論文によれば、元禄5年(1692)に完成し藩主に上程されたのは尊経閣文庫本の「諸国居城図」185枚であり、津田文庫本の本図集は藩主に献上されたものという。金沢城図については本図も尊経閣文庫本もほぼ同じである。本図の写は加賀藩藩年寄奥村宗家にも伝来し、それは湯浅祇庸によって写されたのち、弘化2年森田良見へと伝写され、「慶長金沢御城古図」等の通称が付けられたが、本図には「此図武江に流布す、元和以往の粗図か」と記した付箋がつくのみで、慶長期のものと限定していない。記載の16名の城内居住家臣名は有沢永貞の考証による。城の縄張りは、河北門・石川門の枡形構造に寛永大火以前と思われる姿が描かれるが、全体に寛永大火後のプランに近い。東丸付段の記載がない点も注目される。金沢市立玉川図書館近世史料館所蔵文書データベースのリンク(http://jmapps.ne.jp/amhr/det.html?data_id=532)。 |
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