菱櫓北(二ノ丸北)

大分類石垣
中分類二ノ丸
石垣ID2140N
種別近世
形式粗加工石積
資料解説寛文6年(1666)5月の長雨の後、石垣中央部で幅16間にわたって崩落し、寛文8年に修築が行われた。それまでより石の形が規格的で、表面加工もより丁寧になされた、横目地の通った美しい布積み石垣となっており、いもり堀に面する鯉喉櫓台石垣とともに、寛文期を代表する粗加工石積と評される。
この石垣は美しさだけでなく、寛文修理以降350年以上を経た現在もほとんど石積みに変形が見られない、城内でも屈指の保存状況をも誇っている。

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