東ノ丸唐門前

大分類石垣
中分類東ノ丸
石垣ID1300N
種別近世
形式粗加工石積
資料解説石垣面中に、文禄年間頃(1592~1596)の石垣隅角部が埋め込まれた状態で確認された。文禄、・慶長期(1592~1615)には、その隅角部から西側(本丸側)に石垣は無く、鶴ノ丸から直線的に入る通路として利用されており、元和7年(1621)以降、東へ折れる通路へと変更された時に、石垣を構築した。寛永年間頃(1624~1640)に現在の形状に改修されたと考えられる。
また、寛文期(1661~1673)と考えられる、築石間の切込みに板状詰石をはめ込み、切石風にみせる技法が確認できる。

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