photo: KIOKU Keizo

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蝶を放つ

作家名(日)小金沢健人
作家名(英)KOGANEZAWA Takehito
制作年2015
素材・技法HD映像、インク / 紙
サイズサイズ可変
著作権表示© KOGANEZAWA Takehito
収蔵年2016
受入方法購入
解説1974年東京都(日本)生まれ。

武蔵野美術大学で映像を学んだ小金沢は、在学中より「スタジオ食堂」の活動に参加し、1997年には横浜で開催されたグループ展で映像作品を発表している。卒業後まもなくドイツに渡り、2017年初頭までベルリンを拠点に制作を続けてきた。映像を軸としつつパフォーマンスやドローイング、そしてインスタレーションへと表現の幅を拡げ、国内外で作品を発表。日常の機微を鋭敏に察知し、そこに潜む謎や不穏、美しさやおかしみを浮かび上がらせる作品は高い評価を受けている。

《蝶を放つ》は、近年集中的に取り組んできたパフォーマンスの経験がドローイングと結合した映像作品といえる。全てのページにインクを垂らし、様々な色彩の斑点が描き込まれたノート。小金沢自身がこのノートをリズミカルにめくっていく行為は音を伴ってモニターに映し出される。カラフルな斑点がうごめき、出現と消滅を繰り返す。原始的なアニメーションの手法だが、裏抜けや浸透した斑点が見開きページに対称的な構図を作り出し、その動きと音は蝶の羽ばたきを想起させる。

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