学校へ飛行するデイジー
| 作家名(日) | クリストフ・オットー |
|---|---|
| 作家名(英) | Christoph OTTO |
| 制作年 | 1998/2002 |
| 素材・技法 | Cプリント |
| サイズ | H43.5 × W63.4cm |
| 著作権表示 | ©︎Christoph OTTO |
| 収蔵年 | 2022(寄付採納年月日:2022/03/08) |
| 受入方法 | 寄贈 |
| 解説 | 1966年ベルリン(ドイツ)生まれ。 ドイツの高校を卒業後、スペインに惹かれ、マドリードで写真を学ぶ。以来、写真、映像、テキストを駆使したアーティストとして活動。とりわけ、人々の驚異的な生活様式についての長期的なプロジェクトを手がける。オットーの作品は国際的に出版され、世界中の個展やグループ展で発表されている。 この写真は、コロンビアの密林に住む9歳の少女デイジーが、毎朝、高度360メートルのケーブルに引っ掛けた道具につかまって、時速80キロメートルで小学校へ通う日々の通学風景を捉えたものである。5歳の弟ジャミドは幼すぎて自身でケーブルを使 うことが認められないので、デイジーは彼を麻袋に入れて運ばなければならない。この写真に添えられたテキストは「コロンビア:ネグロ川の轟音とその深さ(COLOMBIA: AND IN THE DEPTH THE RIO NEGRO IS ROARING)」というものである。この写真 は 、 当館の開館記念展「21世紀の出会い:共鳴、ここ・から」(2004–2005年)において出品展示されたものであり、21世紀を生きる子供たちの勇気とその生活や環境の多様性を示すものとして、他者との共生、 多様な生き方を讃えるコンセプトイメージのひとつに選ばれ、カタログの表紙に用いられた写真である。 |
