ざわざわ森
| 作家名(日) | 安部泰輔 |
|---|---|
| 作家名(英) | ABE Taisuke |
| 制作年 | 2019-2020 |
| 素材・技法 | 古着のハギレ、糸、綿 |
| サイズ | サイズ可変(W120 × H3900cmのタペストリー10枚、W60 × H80 × D70cmのぬいぐるみ2体) |
| 著作権表示 | ABE Taisuke |
| 収蔵年 | 2022(寄付採納年月日:2022/03/10) |
| 受入方法 | 寄贈 |
| 解説 | 1974 年大分県(日本)生まれ。 古着やハギレを使って小さな立体(「ヌイグルミ」)を 制作し、そのプロセスも含めて作品とする観客参加型 のインスタレーションを日本各地で展開している。 《ざわざわ森》は、当館で2019年度に開催した展覧会「現在地:未来の地図を描くために[2]」に合わせて公開制作された。開館15周年を記念する本展覧会は、 当館のコレクション作品を見直し、その現在的な意味を問い直すことを目的としており、本作品の公開制作は、展覧会に出品する作品について、市民や観客によ り親しみや理解を深めてもらうためのプログラムとして開催された。作品全体は当館の恒久設置作品であるパトリック・ブランの《緑の橋》をイメージし、古着を葉や蔦のような形状に切ったものを縫いつけてある。その上に、展覧会で展示していたコレクション 作品から20点を選び、安部の解釈のもと、古着のハギレで再構成したオブジェが制作され縫いつけられていった。本作は、観客が当館のコレクション作品についてあらためて思い返し、観客同士が対話をする装置として機能した。 |
