金唐革紙用版木ロール№10の拓本

資料種類製紙用品
作者(紙の博物館)
年代(西暦)昭和時代
寸法(mm)450×690
解説大さび(揉み)模様
「金唐革紙」は、中世ヨーロッパで王侯貴族の城館の壁、天井などに使われた装飾革である「金唐革」を、明治初期に和紙で模造した「擬革紙」の一種。壁紙としてヨーロッパへ盛んに輸出された他、鹿鳴館をはじめ明治期から昭和初期にかけての近代建築の壁などを彩った。様々な模様が彫刻された版木ロールに湿らせた紙をのせ、ブラシで上から叩くと、紙に凹凸の模様が写しとる。この拓本は、版木ロールの模様や文字を写し取ったものであるが、版木全体を採拓したものではない。拓本は版木そのままの向きで写し取らているが、金唐革紙(完成品)は版木の彫刻面に原紙を当てて打ち込んで制作し、版木に接した部分を表面とするため、版木に彫られた模様や文字は反転し、凹凸も逆となる。

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