より誤謬少なき鯨図2×
| 作品名(ヨミ) | ヨリゴビュウスクナキクジラズ2カケル |
|---|---|
| 作品名(総称) | より誤謬少なき鯨図2X |
| 作家 | フランク・ステラ フランク・ステラ |
| 制作年(西暦) | 1988 |
| 材質・形状・技法 | アルミニウム板、鋳造アルミニウム、油彩、ウレタンエナメル、蛍光アルキド、アクリル |
| 形状(縦・高さ)cm | 270.0 |
| 形状(横)cm | 250.0 |
| 形状(奥行き)cm | 101.0 |
| 形状(その他) | 版画用インク、他・レリーフ |
| 美術館分類コード | O-873-001 |
| 作品解説 | ステラは二十世紀美術の革命家ピカソを高く評価し、大きな影響を受けている。ピカソは難解な画家の代名詞のように言われるが、抽象絵画への一線は飛び越えなかった。その理由をステラは次のように分析する。抽象絵画はより純粋な表現を求めるため、最終的には「単なる純粋な絵の具」に行きついてしまうからだ、と。実際、画面を一色の絵の具で均一に塗り込まれた抽象画家もいる。色や形のダイナミックな絵画を目指したピカソにとっては、純粋な抽象絵画は踏み込みにくいものだったのかもしてない。ピカソが敬遠した難題にあえて挑戦した画家が、ステラその人であった。「ダイナミックな抽象絵画」という矛盾したものを作り出そうとしたのである。そのための行動はきわめて大胆であった。キャンバスをやめて段ボールや金属板に描いた。それも四角に限定せず自由な形にした。平面は後に重層的に組み合わされ、立体と化した。作品のサイズも従来の絵画のイメージとはほど遠いくらい巨大かした。この作品も鋳造アルミニウムの円盤の前に、アルミニウム板が交錯している立体絵画である。タイトルどおり、高さ270センチ、重さ推定500キロの巨大な鯨図だ。 |