谷中の墓地

作品名(ヨミ)ヤナカノボチ
作品名(総称)谷中の墓地
作家時任鵰熊 トキトウワシクマ
制作年(西暦)1901
材質・形状・技法油彩・キャンバス
形状(縦・高さ)cm38.3
形状(横)cm56.4
美術館分類コードO-129-003
作品解説作者は、1874年姶良郡横川町に生まれ、伊佐郡菱刈町の時任家の養子となっている。画家を志して上京したのが97年、作者23歳の時である。98年には東京美術学校西洋画科に入学して1902年、黒田清輝も将来を期待するほどの優れた成績で卒業した。しかし郷里の事情で帰郷し、高等小学校などの教師を務め、33年、鹿児島市高麗町の自宅で58歳の生涯を終えている。この作品は、美術学校卒業の前年、作者27歳の時のものである。谷中は、東京・上野公園の北側に位置する、現在でもお寺と墓地の多い土地である。モチーフ一つ一つを丹念に見つめ、絵の具をおいていく、若い画学生の息遣いは今も画面に漂っている。

PageTop