蓬來山

作品名(ヨミ)ホウライサン
作品名(総称)蓬來山
作家和田雪観 ワダセッカン
制作年(西暦)不詳
材質・形状・技法紙本墨画淡彩・軸装
形状(縦・高さ)cm129.8
形状(横)cm63.5
形状(その他)
美術館分類コードJ-217-001
作品解説和田雪観は江戸時代中期に活躍した薩摩藩の絵師。木村探元に絵を学び、田中傑山から常陸流の剣術を皆伝されている。彼は室町時代の舟等楊、その弟子で薩摩に雪舟流水墨画を伝えた秋月等観を敬慕していたと考えられる。「蓬來山」とは世俗を遠く離れた理想郷のことで、本図には寿老人と福禄寿、もう一人聖人らしき人物が描かれている。彼らの背後には竹を描いた衝立があり、屋外の松、梅と呼応している。さらに、上方には旭日に鶴、下方の岩陰に小さな亀を配するという念の入った吉祥図となっている。構図は、実は秋月筆とされる「三福人図」とほぼ同じである。しかし、その筆法には力強さがあり、雪観の武人的気質をよく伝えている。

PageTop