富嶽登龍図

作品名(ヨミ)フガクトウリュウズ
作品名(総称)富嶽登龍図
作家小林養建 コバヤシヨウケン
制作年(西暦)不詳
材質・形状・技法紙本墨画局彩・軸装
形状(縦・高さ)cm128.0
形状(横)cm55.6
美術館分類コードJ-081-002
作品解説本図は、江戸時代後期から明治初頭にかけて活躍した薩摩の絵師小林養建の筆になる。養建は近世から近代への時代の古格を保った絵師である。養建が残した作品には龍図がいくつか見られることから、竜は彼の得意とした画題であったことがうかがえる。本図は、竜が富士山に向かって登っていくさまを描いた作品である。縦長の画面上方に富士山が雲煙にかすんで小さく描かれ、下方には暗雲たち込める中に波間から昇る竜の姿が金彩をもって表されている。富士山も竜も人知を越えた神聖な存在と考えられていたのである。

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